ロズウェルといえば、知る人ぞ知る「ロズウェル事件」の現場となった町。日本でも、たまーに都市伝説系の番組等で取り上げられているのを見る。ロズウェル事件とは、1947年7月にUFOがニューメキシコ州の小さな町、ロズウェルに堕ちたとして世界的にも有名なUFO墜落事件。
複数の住民が宇宙人を目撃したと証言しているんだけど、その後アメリカ軍が「墜落したのは軍の調査気球だった」として、宇宙人の存在を否定している。
住民の中には、墜落した空飛ぶ円盤の破片を回収した人もいて、「プラスチックのように軽いのに強度があって割れない。見たこともない材質だった」と証言しているとか。
何て魅力的なの。
目撃者の中には、軍に拘束されて、戻ってきた時には証言を丸っきり覆した人もいたらしい。これは、組織的に何か大きな秘密を隠そうとしているのでは?!
てことで、そんなロズウェルまで宇宙人を探しに行ってきたので、今回はそんな報告書をまとめたいと思います。
まず、率直な感想は
「ガッカリ・・・」
ロズウェルはとにかく小さな町で、特に見る所はない。手作り感の溢れる宇宙人の置物が、気持ちばかりという感じでマクドナルドとかレストランの前に置かれている。
宇宙人をテーマにしたお土産品店もいくつか見かけたけど、特に心を惹かれるようなものは探せなかった。
今回の目的地は、UFO博物館。UFOが堕ちた町とだけあって、きっと充実した内容なんだろう、もしかして宇宙人も見れたりして・・とワクワクしながら到着。

入場は大人1人$5という、良心的な金額。ネタバレを防ぐため、写真は割愛しますが、「まー$5だったから良かった」というような内容。
当時の新聞とか、目撃者の写真等が壁に掲示されていて、子どもが喜ぶような等身大の?宇宙人の人形がいくつかあった・・・以上。博物館は、1時間あれば十分に回れます。むしろ、お土産コーナーまで見れちゃう。
当初はロズウェルに宿泊する予定で車で行ったのだけど、結局予定を変更して日帰りで帰宅。
ロズウェルに行ったら、意味深に辺りを警戒する米軍人に遭遇したり、謎の現象が楽しめるもんだとてっきり期待を高めすぎた。
ちなみに、年に一度宇宙人がテーマのお祭りがあり、宇宙人の格好に仮装した住民たちが町を練り歩くパレードを見学できるらしい・・・それはそれでツッコミどころ満載だし、見てみたい気もする。
それでもロズウェルに行ってみたい物好きさんは、ロズウェルから約1時間離れたところにある「カールズバッド(Carlsbad)」という町を組み合わせ1日コースで予定を立てるのがおススメ。
カールズバッドには、洞窟内を探検できる国立公園、「カールズバッド洞窟群国立公園」があります。

ここは、全米一の深さで、洞窟の長さでいうと世界でトップ5に入るらしい。とにかく、大きな鍾乳石は見ものだし、夜はコウモリ観察が出来るツアーもある。
徒歩で見学する予定であれば、チケット購入も含めて約2時間を計算すると、しっかり中も見られると思う。ちなみに、エレベーターで一番天井の高い「Big Room」まで直接行けるので、足が悪くて歩けない人でも、鍾乳洞を楽しめます。
圧巻の景色なので、機会があれば是非見て欲しい。

以上、ロズウェルは一度行ったらもう良いかな、という感じだけれど、カールズバッドには何度でも行きたい。
以上を参考に、ニューメキシコ州の1日観光を計画してみては?
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